オンライントレードの歴史2

オンライントレードが国内で本格的に定着してきたのは、松井証券がオンライントレードを導入し、イー・トレード証券株式会社（現SBI証券）が生まれた1998～2000年頃です。
この頃になると、インターネットも完全に普及し、パソコンも家に一台～数台、公共施設にはオンライン接続状態のパソコンが置かれるといった状況になっており、オンライントレードが行いやすい環境が整っていました。
それに合わせるように、オンライントレードを導入する証券会社も増え、一気に普及して言ったのです。
オンライントレードが普及した背景には、前述したパソコンやネットの普及に加え、ネットの高速化も挙げられます。
1996年当時は、まだISDNなどのブロードバンド未対応のネット環境が多く、ネットの速報性も余り整備されていませんでした。
しかし2000年頃になると、大分今と近い環境が出来てきていました。
それが、普及に繋がったと見て良いでしょう。

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